[Translation] P.S. Genki Desu. Takahiro – Ep.86 (PS元気です。孝宏86)

今回の「PS 元気です。孝宏」では、櫻井孝宏さんが最近のプロ野球ニュースから「大人の余裕と心理」について語るほか、リスナーのメールをきっかけに懐かしの「子供の遊び」や、声優としての「技術の壁」といった深い話題まで展開。そして、番組から重大発表として、DVD第2弾「チャオ・チャオ・チャオ 孝宏」の発売が決定!10年前のベネチア映画祭の熱狂的な思い出とともに、全編イタリアロケの裏側が明かされます。
【文字起こし】
[櫻井]
こんばんは、櫻井孝宏です。
先日、プロ野球の試合で面白いニュースがあったんですよ。
野村元監督が、解説として参加されていたんですけど。
DNAベイスターズと、あと阪神かな。DNAが勝ったんですよ。
今、DNAは調子が良くてすごく強い。
で、その試合の後に解説の方が「ずばりDNAって強いですか?」と質問した時、野村さんがこう言ったんです。
「あのね、少なくとも中畑監督はサングラスしてないから。阪神の和田監督はサングラスしてる。そこに違いがあるよね」
僕はそれを聞いて、ハッとしたんです。
でも、多分すごく真理を突いたコメントなのかなと。
阪神は今ちょっと調子が悪い。調子がいい中畑さんは目を見せている。
目っていうのは口ほどに物を言うじゃないですか。
自信の現れというか、隠したいものがない。
それが外側に出ているっていう意味なんじゃないかなと思ったんです。
最初は何を言ってるんだこのおっさんは、と思ったんですけど(笑)
もしかしたらすごく深いコメントだったのかもしれない。
親切に説明するわけじゃなくて、ジョークのようなニュアンスで。
でも、よく考えたら深い。
中畑さんだってサングラスする時はあるし、和田さんだってしない時もある。
でも、その試合の結果を見て、最後にその言葉で締める。
「へぇー」と思って。野村さんってやっぱりすごい選手だったんだなと。
王さんがいなければ数々の記録は野村さんのものだった、なんて言われますしね。
最近、野球が面白くて。メジャーリーグのイチローさんもかっこいい。
テレビで見ると、ちょっと不思議な人な感じもしますけど。
愛知出身なんですよね、イチローさんって。愛知ってちょっと変な人多いんですよ。
……僕も含めてですけど。それでは始めていきましょう。
[櫻井]
改めてこんばんは、櫻井孝宏です。
まずは最初のコーナー「ドラゴンスレイヤー」。
メールを読みます。ラジオネーム、真面目なピエロさん。
「櫻井さん、スタッフの皆さんこんばんは。この時期になると小さな虫が一箇所に集まって飛んでいるのをよく見かけます。
私は中学時代、野球部で外で練習していたので、その虫が頭の上にたくさんいました。
野球部の中では、その虫を『ドラゴン』と呼び、どれだけ駆除できるかというゲームをしていました」
「手で潰すのが1ポイント、上段蹴りが5ポイント。
一発逆転は、鼻の穴でドラゴンを潰すと1万ポイントでした。
櫻井さんは、当時は真剣だったけど、今思うとバカなことやってるなと思うことはありますか?」
このポイント付けがバカですよね(笑)
下は1ポイント、上は1万ポイント。
鼻の穴で潰すって、鼻の穴に入れにいくわけでしょう? 逃げるよ。
あれね、「ユスリカ」って言うんですって。
蚊の一種で、血は吸わないやつなんですけど。
真ん中にメスがいて、そこに興奮したオスがぐるぐる回っているっていう。
そういう習性があるみたいですよ。
僕はあれ、大嫌いで。イライラするんですよね。
「なんで俺やねん! この5人いる中でなんで俺やねん!」って思いません?
子供の頃、全く自制が効かなかった時は、火炎放射器が欲しかったです。
親に「火炎放射器売ってない?」って聞いて心配されました(笑)
あいつら、すごいたくさん飛んでるじゃないですか。
気持ち悪いし、意味がわからない。
勝手に二酸化炭素を嗅ぎつけてくるんでしょうけど。
とにかくダッシュで逃げるか、誰かに擦り付けるかですね(笑)
他にも子供の頃の遊びと言えば、横断歩道の白いところだけ踏んで渡るとか。
「これちゃんと踏めなかったら死ぬ!」とか思ってやってましたね。
「死んじゃうんだよ!」みたいな(笑)
あれはなんなんでしょうね。
白いところだけ、あるいはアスファルトのところだけ踏む。
1人の時、変なマイルールってありますよね。
あとは、夜に爪を切らないとか。
「夜切る爪は鷹の爪」って3回おまじないを言ってから切るとか。
「親の死に目に会えない」とか、迷信めいたものもよくやってました。
牛乳の蓋を集めるのがブームになったり、大箱で「草相撲」をしたり。
引っ張り合って、負けたら死ぬ、みたいな設定で(笑)
田んぼに落とされたりしてね。
割とハードな遊びをしていました。
あと、ちょっと硬い草の葉っぱを全部落として、しばき合うっていう。
当時『風魔の小次郎』っていう漫画があって、剣を持って戦うやつなんです。
それぞれ名前がついていて「風林火山」とか「聖龍剣」とか。
僕は「黄金剣!」とか言いながらしばき合って、ミミズ腫れだらけで帰る(笑)
怪我が絶えないバカな遊びをたくさんしていました。
[櫻井]
続いてのコーナー「レオンだろ?」。
メールを読みます。ラジオネーム、ふーちゃんさん。
「櫻井さんこんばんは。月曜の午前中にイタリア語の授業があるため、日曜の夜は宿題をしながら聴いています。
パスタやピザが大好きで軽い気持ちで始めたイタリア語ですが、案外面白くて。
1年経ってかなりできるようになったつもりでしたが、4月に先生とすれ違った時、口から出たのは『こんにちは』だけでした。
櫻井さんはこういう経験はありますか?」
実践してみたらまだまだできてなかった、っていうのは結構あります。
この声優の仕事もそうなんですけど。
お芝居を自分のイメージ通りにできるようになったかなと思っても、
実際は全然足りなかったりする。
昔はやりたいことがあっても、テクニックが追いつかなかった。
パクがずれたり、噛んだり。
でも経験を重ねて、やりたいことがなんとなくできるようになったと思った時に、
先輩との掛け合いの中で、自分から仕掛けてみようとしたんです。
ドラマCDの現場だったんですけど。
今日はすごく調子がいいし、集中もできてるからいける! と思って、
フッと仕掛けてみたんですよ。
そしたら、スンッて返されたんです(笑)
小指一本で、ボーンとやられちゃって。
「あ、すみませんでした……」みたいな。
これは僕が感じた感覚でしかないんですけど、すごく実感したんです。
本番の掛け引きの中で、あ、勝てるわけがないなって。
森川(智之)さんでしたけどね。
そういうお芝居の中での「色付け」の面白さって、
実際にやってみてトライ&エラーの繰り返しなんです。
若い頃にできなかったことが今できるようになっても、
逆に今だからこそ「あの先輩がやっていることは、今の俺にはまだできない」
っていうのが、経験を積んだからこそ分かるようになってしまう。
それがちょっとしんどい時もありますね。
「あー、どうやってやってるんだろうな」って不思議に思う。
声での表現の奥深さですよね。
イタリア語も一緒ですよ。実践あるのみです。頑張ってください。
[櫻井]
(リスナーのリクエスト曲、布施明「マイ・ウェイ」が流れる)
[櫻井]
さあ、ようやく言える時が来ました!
「PS 元気です。孝宏」番組DVD第2弾の制作が決定しました!
去年の6月、僕の40歳の誕生日に発売された第1弾に続く第2弾。
というか、制作決定どころか、もう収録終わってまーす!
今回は何をしたのか。タイトルを発表します。
勘のいい人はタイトルを聞いただけで「合点!」すると思います。
番組DVD第2弾のタイトルは……
「PS 元気です。チャオ・チャオ・チャオ 孝宏」です!
チャオって何? どこの挨拶?
そうです、私、櫻井孝宏、イタリアに行ってきました!
ふーちゃんさんのメール、タイムリーすぎて驚きましたよ。ステッカーあげちゃう。
ボンジョルノ! ボナセーラ! アリヴェデルチ!
1週間行ってたんですよ。7日間。びっくりでしょう。
すっかりジローラモですよ(笑)
今回のテーマは、そのまま「旅」です。
プロデューサーの小泉さん、ディレクターの大伏さん、作家の色川さんの4人で行きました。
この番組が始まったばかりの頃、アンケートを取ったのを覚えていますか?
1番多かった意見は「ラジオの収録現場を見たい」。
その次に多かったのが、実は「旅行記が見たい」だったんです。
でも、声優のスケジュールで旅行なんて急には無理。
それならDVDでやろうということになりまして。
準備期間、約1年半! ほぼ第1弾と同時に構想が始まっていました。
ようやく皆さんに告知できてスッキリしました。
なぜイタリアを選んだのか。
僕は約10年前に、ベネチア国際映画祭にお呼ばれして、
レッドカーペットを歩いているんです。
『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』がノミネートされて、
クラウド役として歩いたんです。
夜中の1時に上映が始まって、もう熱狂的で。
知らない人は「アドベントチルドレン ベネチア」で画像検索してみてください。
30歳の僕が、DJスタイルでヘッドホンを耳に当てている、
ちょっと不安そうな顔をした画像が出てきます(笑)
神奈月さんがモノマネする悪役プロレスラーみたいなスタイルですけど(笑)
よく見ると、ジョージ・クルーニーやブラピの画像も混ざってますが、
それはジョージ・クルーニーとブラピです。僕じゃない(笑)
あの時の経験は本当に強烈で。
声優としても、プロフィールのステータスになるようなお仕事でした。
レッドカーペットを歩くのは、山寺(宏一)さんに続いて僕が2人目。
まだ30歳で、ぼんやりしていた僕にとって、本当に強烈な体験でした。
カフェにハリソン・フォードがいたり、レセプションでジョン・ウー監督に挨拶させてもらって、
「僕は君のファンだよ」って言ってもらえたり。
そんな未体験の、素晴らしい時間を過ごしたベネチア。
だから海外に行くなら、ゆかりのあるイタリア一択だろうと。
ただ、僕がこだわったのは「櫻井孝宏1人の映像」にはしたくないということ。
イメージDVDみたいなのは本当に嫌。
あくまでフランクな旅行映像にしたかったので、出演者は番組スタッフのみんなです。
1週間、天気も良くてご飯も美味しかった。
DVDは、2015年8月28日金曜に発売予定です。
アニメイトさんでの独占販売となります。
初回特典には、僕のブロマイド「チャオブロ」が封入されます。
さらに予約特典として、もう1枚DVDが付いてきます。
中身はまだ内緒ですけど。
詳しくは来週の放送もチェックしてください。
イタリアで撮ってきたばかりの映像、楽しみにしていてくださいね。
[櫻井]
お送りしてきました「PS 元気です。孝宏」、お別れの時間です。
いやー、やりきった感半端ない。
DVDの発売もそうですけど、6月13日にはお誕生日会イベント
「PS 喋ります。孝宏 ボリューム6」も開催されます。
ふつおたメールも募集しています。締め切りは6月7日。
会場で読まれたらガードマンステッカーを差し上げます。
イベントもお誕生日会ですから、ドレスコードは……僕の誕生日ですからね。
おめかししてきてくださいよ(笑)
イタリアの街は石畳で、壁の色も場所が変わると全然違う。
あと、やっぱりイタリア人が多かった(笑)当たり前ですけど。
でも、コミュニケーションが取れるようになってくる感覚が、
すごく面白かったです。
もっと喋りたいけど、そろそろ時間かな。
アリヴェデルチ!
今夜はこの辺で。お相手は櫻井孝宏でした。
チャオ!

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